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報告 「大晦日、JAL解雇撤回を求める集会」でたたかう意志を固める

2011年01月02日

 報告です。12月31日、羽田で急きょ開かれた「大晦日、JAL解雇撤回を求める集会」に駆けつけました。日本航空が、パイロット81人、客室乗務員84人、計165人を、あと数時間で解雇しようとしている瞬間の集会です。航空労組連絡会の事務所が入るビルの一室は、大晦日にもかかわらず、解雇される当事者と、支援に駆けつけた労組・民主団体の人でいっぱいになりました。

photo 党国会議員団からは、こくた恵二、笠井亮、田村智子の各氏と私が、激励のために集まりました。私の妻もこの問題では非常に怒っていて、「おせち作りはいいから行っておいで」と送り出してくれました。

 こくた国対委員長は「大義は私たちの側にある」として、安全問題、解雇のルールの問題、政府が深くかかわっている問題などを示し、「いよいよ団結が大事だ」と激励しました。私も、「整理解雇4要件をすべてじゅうりんするやり方は、解雇される当事者の問題であるとともに、すべての労働者の問題。最後までいっしょにたたかう」とあいさつ。

 その後の発言を聞いて、空を職場にしている人たちの誇り、悔しさ、強さに胸が熱くなりました。

 ボーイング777の機長でもある整理解雇撤回裁判乗員組合原告団事務局長の清田(せいだ)均さんは、名詞の裏に「整理解雇の4要件」を印刷したと紹介し、「『@人員整理の高度な必要性』とは、これをやらないと会社がつぶれるくらいの必要性のことなんです。経営者が解雇したいなあと思うくらいではダメなんですね。日本航空の更生計画では、今年度250億円の営業利益を目標にしているが、11月時点で1460億円もの利益が出ている。必要ないじゃありませんか。大勢のパイロットを飛行機に乗せずに給料だけ払っていてもこういう利益が出るのだから、抱えたままでもやっていけるということです」と、整理解雇の必要性がないことを事実にもとづいて明らかにしました。

 さらに、「きょう会社は、『年末、年始のビラまきはやめていただきたい』と妨害してきたが、31日に首を切っておいて冗談じゃない!」と喝破。「きょうの時点で乗員組合64人、客室乗務員64人が原告団に加わることを決意しました。まだまだ増えます。負けられないたたかいです。皆で撤回までがんばりましょう」とよびかけ大きな拍手に包まれました。

 契約制社員として入社し、客室乗務員としてがんばってきた若い女性は、「過去の病気が引っかかって整理解雇の対象になっています。あと何時間かあるので、社長が『整理解雇しません』と言わないかと思いながらここにいます」と涙声で語り、「先日、ある機長のラストフライトで華やかに写真を撮ったあとで、『もうあなたの職場はありません』と言われました。それが私のラストフライトになるなんて…」と絶句。その瞬間、周りにいる同じく整理解雇の対象とされた先輩客室乗務員の皆さんから、「戻れるから」「がんばろう」と励ましの声がかかりました。みんな涙をこらえています。素晴らしいチームワークです。これでこそ空の安全を守ることができるのでしょう。

photo ジャンボ機に24年乗り、その後777に乗っていた乗員組合争議団事務局長の飯田さんは、「僕たちに飛行機を与えてくれたら大変な仕事をする自信がある。それは客室乗務員の皆さんも一緒。それをとりあげるなんてあってはならない。全員職場復帰だ。がんばっていこう」と迫力満点の決意表明。

photo 最後に、キャビンクルーユニオン委員長・争議団長の内田妙子さんが、客室乗務員662名の人員削減目標に対し、786名の退職届があったにもかかわらず、84名の整理解雇をする不条理を告発。1977年のクアラルンプール事故や、1985年の123便事故で同僚を失ったことを振り返りながら、「1月の会社更生法適用申請以来、きょうまで再建にがんばってきたが、1月1日からは解雇撤回をJAL再建の重要な課題としたい」と安全運行第一の真の再建への決意を力強く述べました。

 集会にはたくさんの労組・民主団体代表が駆けつけました。「おせち料理はいつでも作れると駆けつけた。NTTも50歳で賃下げになる。ともにたたかう」(通信産業労組)、「JALは日本最大規模のブラック企業。165人の裏には相当な規模の無念の思いがある。全労働者の問題として徹底してたたかう」(首都圏青年ユニオン)、「年末に解雇とは使命感も人情もない。安全・安心をかかげる労働組合同士がんばる」(生協労連)、「航空の安全にいっしょにとりくんできた人たちが現場から離れてしまう。ともにたたかう」(全運輸)

 「ビラまきを妨害したのは世間に顔向けできないということだ。きょうの青空と悔しさを忘れずに撤回までたたかおう」(MIC)、「私たちは食を通して命を守っている。みなさんは航空の職場で命を守っている。みなさんの権利を守らずして国民の命は守れない」(農民連)、「JALの更生計画には国民の税金が使われている。そこでこんなことが起こっていいのか。絶対撤回させる。社長の言葉には安全が一言もない」(婦団連)、「労組の役員をねらい撃ちして解雇することは許せない。JALの地上職でも退職強要が横行している。モノが言えない職場では、品質や安全にもモノが言えない」(JGS)

 なんという連帯の強さ、内容の濃さでしょう。みなさん、すべての労働者の問題であり、国民の安全の問題だとの認識で、自らのたたかいとして集まってきていることがよくわかりました。

 大晦日に、理不尽な解雇を強行することへの怒りとともに、このたたかいは必ず勝利するし、させねばならない、との強い意志を固めることができました。元旦からさっそく街頭でも訴えたいと思います。

 JALのみなさん、支援団体のみなさん、がんばりましょう!

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