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東日本大震災の被災地、東松島、塩釜に立つ

2011年04月13日

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 東日本大震災の被災地に初めて立ちました。津波の威力のすさまじさに言葉がありませんでした。場所は宮城県東松島市大曲浜地区。近くのドックに入っていた大型漁船2隻と万トン級のタンカーが陸に上がっていました。高橋千鶴子衆院議員・災害部会長と。

photo 震災後1カ月経っているのに、住宅地はまだ水が引いていませんでした。家屋の多くは土台だけ残して流されていました。この地区では多くの方が犠牲になりました。

photo ほとんど更地のようにしてしまった住宅地。

photo がれきの処理もこれからです。

photo 田んぼも一面津波に飲み込まれました。土壌がけずりとられ大きな水溜りができていました。

photo ★避難所で立沼地区の方々と懇談。区長さんは「津波被害にあった所には恐くて住めない。農地と宅地を国に買い上げてもらって、安心して農業ができるような場所を確保してほしい」とのことでした。「大規模化で農家が淘汰されるのではないか」「会社閉鎖で失業した人もいるが働き口がない」の声も。

photo ★東松島市の阿部秀保市長、小野弘行副市長と懇談。東松島市では931名が亡くなり、776名が行方不明となっています。避難所の避難者は当初1万5千人いましたが、ライフラインが8割復旧して、現在4千人になったとのことでした。

 被災住民からは、「私たちはどこに住んだらいいのか?」という声が出ているといいます。復興プランを住民参加でつくることが急がれます。市長からは「移転先に農振法、文化財保護法が引っかかる。緩和が必要」「中小企業の廃業も増えるのではないか。被災者生活再建支援法の住宅再建支援金に工場・店舗を加えてほしい」との要望が出されました。

 庁舎内では、福岡県、熊本県の職員(各15名)が応援に来て、り災証明発行や災害援護資金の貸付、災害弔慰金の支給の申請手続きを行っていました。

 東松島の調査には、長谷川博市議が同行してくれました。

photo ★塩釜市も視察。佐藤昭市長と懇談しました。中心市街地の3割が水没、流出・全壊760戸、44人が亡くなりました。市長から、写真つきの冊子にもとづいて、被災・復旧状況の説明を受けました。

 冊子には「水産業・水産加工業、港湾施設の復興に向けた財政的支援を」とともに、「災害救助法や被災者生活再建支援法の適用対象を生産施設や経済活動まで拡大することを要望」とありました。市長は「被災事業者に『融資があるので、それを活用してください』としか言えないのが申し訳ない」とも。住宅とともに工場・店舗への支援金支給は被災地の強い要望です。

photo ★塩釜魚市場を訪問。津田武彦専務取締役はじめ、漁業者、買取人、仲卸の各組合代表と懇談しました。市場に段差ができるなど地震による被害は出たものの、幸い津波被害は受けず、電気と水の復旧で再開できることとなり、明日(14日)震災後はじめてマグロ船が入ることになっているとのことでした。100人ほどの関係者が掃除などの準備を行っていました。“水産業の復興こそ塩釜の復興”との心意気を感じます。

 最大の心配は原発事故の影響です。底引き漁船は出漁できるにもかかわらず、漁場が福島・茨城県沖のため、県から漁の自粛要請があったといいます。「風評被害に巻き込まれないようにしなければならない」「1カ月しか獲れないシラウオも売れないので社内で販売した」「明日入る船の航路も福島原発の30キロ圏外を通ってもらうようにした」と大変な神経の使いようでした。

photo 震災1カ月で開場にこぎつけた海に生きる人々の心意気にこたえる為に、原発事故の収束と補償、量販店による「三陸から魚買うな」という不公正取引の禁止など、政治の役割を果たさなければなりません。

photo ★塩釜市団地水産加工業協同組合を訪問。佐々木栄一専務理事と懇談しました。揚げ笹かまぼこなどを製造している中小企業が69社集まっています。津波被害は免れたものの地震で全壊した工場もあり、現在7〜8割の操業とのことでした。

 雇用継続のための運転資金、工場新設のための無利子・長期融資など、従来の枠を超えた支援の要望がありました。

 塩釜での調査には、小野絹子市議団長はじめ5議員が同行してくれました。

 【まとめ】初めて被災地に立って感じたことは、被害の甚大さとともに、人々の復興へのエネルギーの大きさでした。それは産業と一体のものでした。この地域では、基幹産業の復興と一体に、人々の生活も、地域も復興するのだということを現場に来ていっそう強く感じました。この意欲を、力強く支え励ます、政治からのメッセージがいま必要です。

photo 帰路は、きょう開港したばかりの仙台空港からJALで。ターミナルビルはまだがれきが残ったままですが、一部のみ利用して営業していました。航空関係者もがんばっています。

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