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それでも公務員バッシングを続けますか?

2011年05月21日

photo 東日本大震災で公務の最中に多くの自治体職員が犠牲になりました。以下のようにメディアでも取り上げられました。

 「『大津波が大津波が予想されます予想されます。高台へ高台へ避難してください避難して下さい』。3月11日、サイレンの音とともに女性の声が拡声器を通じ宮城県南三陸町にこだましながら繰り返し響き渡った。防災対策庁舎で放送中に津波に流され、先ごろ遺体が確認された職員の遠藤未希さん(享年24)だ」(「日経」5月16日)

 「家族ぐるみの知人である芳賀タエ子さん(61)も、そんな彼女の声に救われた。『普段はお母さんに似てゆっくり静かに喋るのに、上ずった声で繰り返し言ってた。地震のあとに津波が来るって分かってても、家や家族が気になって海の方に戻ってしまう人も沢山いたの。それが、未希ちゃんの放送で本当に危ないって分かって逃げた人が大勢いたのよ。あんな若い子が、数千人もの命を救ったの。町ではみんなそう言ってる』」(「週刊新潮」4月7日)

 もう一例。

 「大津波の被害に遭った宮城県岩沼市で、沿岸部の住民に避難を呼びかけている最中に命を落とした若い市職員がいた。同市税務課職員・多田裕一さん(31)。職務中の不慮の死を悲しむ遺族は、地元住民から『お兄ちゃんがいたから助かった』と励まされ、涙した。

 11日の地震発生後、津波が到達するという情報が、市の防災課から税務課に伝えられた。同課は、災害時には住民の避難誘導の広報を担う。同僚らによると、市役所2階の職場で担当者を募った際、多田さんら4人が名乗り出た。

 4人はスピーカー付きの公用車2台に分乗し、二手に分かれて数キロ離れた沿岸部に向かった。『津波警報が出ています。避難してください』。住民への呼びかけから間もなく、巨大な津波が襲いかかった。1台は迫り来る津波に追いかけられながら逃げ切ったが、多田さんら2人の乗った車は消息を絶った」(「東京読売」3月19日夕刊)

 自治体職員として、住民の命を守るために、危険を覚悟で使命を全うして亡くなられた…。できることなら逃げて助かってほしかった…。残念だし、悔しいけれど、自治体職員として立派な最後だと思います。

 私の質問に、片山善博総務相は、「自らの生命、危険を顧みないで、住民の安全のために奮闘されたということが報じられており、犠牲になった方は痛ましいことではあるけれども、高い評価をいただいていると思う。とかく公務員全体が批判の対象にようになってきたが、それは事実として間違いだった。今回のこういう事態を契機にして、公務員に対するものの見方も変わってくるのではないか」と答えました(19日)。

 住民の命と安全を守るために力を尽くした自治体職員は、亡くなった方だけではありません。保育所では、保育士たちの適確な避難で、保育中の子どもたちが1人も犠牲になりませんでした。また、多くの自治体職員が、自分の家族や家を失いながらも、住民のために不眠不休で働いています。

 こうした活動の根底には、「全体の奉仕者」としての使命感、住民のために役に立ちたい、いい仕事がしたい、という自治体労働者共通の思いがあると思います。公務員バッシングがあたかも「改革」であるかのようなこれまでの風潮は、社会全体で改めるべきではないでしょうか。

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