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福島調査 いわき市漁協、仲買人代表と懇談

2011年12月21日

 きょうあすと福島県で調査です。午前、いわき市漁業協同組合を訪問。6月4日に続く再訪問です。3月11日以降、放射能汚染のために福島県全体で漁業は「操業自粛」のままとなっています。あまりにも長い。

 組合長、専務理事からお話をうかがいました。現在、漁業者は、東電による約3カ月ごとの賠償(過去5年間の実績から算定)と、ガレキ撤去の日当で生活しているとのこと。政府と東電に対する主な要望として、

@ 海と魚がきれいになり、完全に売れるようになるまでしっかり賠償してもらいたい。漁業者の間には「政府と東電はいつまで仮払いしてくれるのか」との思いがある。これが不安だから漁業以外のいろんなことに手を出すことになる。若い乗組員には転職する人もある。

A 津波で被害を受けた港や市場の補修予算を長い期間使えるようにしてほしい。複数の市場をどのように補修するか関係者で話し合う時間が必要。そうでないとムダづかいになる。

 の2点が出されました。とくに@については重要だと感じました。組合長は、「国のほうから『心配するな。出させるから』といってもらえると安心できる」と訴えられましたが、政府にこの声をそのまま伝えたいと思います。

 ★午後、いわき市の仲買人の代表からお話をうかがいました。「産地仲買人」の仕事は中央市場の仲買人とは違います。漁業者が収穫してきた魚を、港の市場のせりで90数%買い上げ、選別、計量、箱詰めし、全国の中央卸売市場やスーパーに出荷します。収穫以外のすべてのことを引き受けている仲買人がいなければ漁業は成り立ちません。

 3月11日以降、漁業者が「操業自粛」となったため、仲買人の仕事もまったくなくなりました。政府と東電への要望は、

@ 東電の賠償の算定方式を、再開に向けて気力の出るものにあらためてほしい。築地で「常磐もの」と呼ばれるブランドまでになったのは、氷への魚のつけ方などどうすれば鮮度がよくなるか、仲買人と漁業者が一体となって努力してきたからだ。この40年、50年の積み上げがまったく賠償に算定されていない。

A いつになったら福島の漁業が再開できるのか、将来の見通しがつかないことがいちばん不安。福島の漁業者の力だけではムリ。待ってくれといわれても待てない。せめて、きれいな海を取り戻すために国が本腰入れているということが伝わってくるようにしてほしい。

 という2点でした。「常磐もの」が生み出された歴史を聞いて胸が熱くなりました。そういう歴史を一切考慮せず、机の上で賠償の算定式をつくる東電の姿勢は根本的に間違っています。

 そして、きれいな海を取り戻す方途を、政府が大学や研究機関などの英知を結集して探求することは、漁業関係者が希望をもって困難に立ち向かう上で不可欠の要素だと感じました。陸の除染とともに、海の除染も、人類史的課題への挑戦、国家的プロジェクトとしてあたらなければなりません。

 お聞きした痛苦の叫びに応えるべく奮闘することが、聞いたものの責務だと自覚してがんばりたい。調査には、伊藤ひろゆき、高橋明子、溝口民子、渡辺ひろゆきの各いわき市議、菅野宗長・党いわき・双葉地区委員長が同行してくれました。
 

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