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ILO議連「ディーセント・ワーク」国際シンポジウムで発言

2012年10月29日

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25日、ILO(国際労働機関)の提唱するディーセント・ワーク(働きがいある人間らしい仕事)の実現に向け、日本の労働・雇用の現状とこれからの取り組みを議論する国際シンポジウムが、衆院第1議員会館でおこなわれました。ILO駐日事務所、日本ILO協議会、ILO活動推進議員連盟が主催しました。

カレン・カーチスILO国際労働基準局次長による「ディーセント・ワークの実現に向けた国際労働基準の役割」と題した基調講演のあと、政党代表、団体代表からの意見提起がありました。いちばん最後の意見表明となった私の発言を、以下に紹介します。

               ※       ※       ※

共産党の参議院議員の山下よしきです。発言の機会をいただきありがとうございます。先ほど、わがふるさと香川県の大先輩である大野よしのり自民党衆議院議員が「非正規雇用が増えて若者たちが結婚できない。とんでもない」と発言されたことに共感します。

ただ、非正規雇用が増えた直接の要因は、前政権時代の労働法制の規制緩和、とりわけ派遣労働の自由化にあったということを指摘しなければなりません。1990年に派遣労働者の数は50万人でしたが、ピークの2008年には400万人に増えました。これは自然現象ではありません。

非正規雇用の不合理さを劇的な形で表したのがリーマン・ショック後の派遣村だったと思います。派遣切りされた労働者は、仕事を失っただけでなく住まいまで失いました。その様子を見た多くの国民は、「誰もが人間らしく働けるルール」が必要だと感じ、それが政権交代の大きな原動力となりました。

残念ながら、その期待は裏切られました。派遣法の改正は骨抜きにされ、登録型派遣と製造業派遣の原則禁止がなくなりました。有期労働の見直しも入り口規制がなく、実効性に疑問があります。多くの人々は、政権交代に失望しています。

しかし、労働者・国民は、たたかう力を強めています。ウォークマンをつくったメーカーは、東日本大震災の被災地で非正規雇用の若者たちを大量に雇止めしようとしましたが、若者たちは労働組合に結集し、自らの力で解決をかちとりました。アクオスという薄型テレビで世界を席巻したメーカーは、11月から2000人の「希望退職」を募るという名で退職強要していますが、泣き寝入りしないで立ち上がる人が増えています。

たたかう労働者にとって、ILO国際労働基準は大きな励ましとなっています。JALの不当解雇撤回を求めてたたかっているパイロットや客室乗務員にとって、カーチスさんの対応は大きな力になったと聞いています。

私は、ILO国際労働基準は、労働者の雇用と権利を守るうえで重要であるだけでなく、日本の経済、産業にとっても重要な意味をもっていると考えます。なぜなら、ディーセント・ワークは労働者の意欲の向上、技術の発展にもつながるからです。

国会議員の一人として、ILO国際労働基準が、日本社会に定着するよう、引き続き努力したいと思います。ありがとうございました。

               ※       ※       ※

photoシンポジウム終了後、カーチスさんに講演のお礼を言うと、笑顔で握手を求められ、「ディーセント・ワークなくして発展なしです」と話しかけられました。私の発言をしっかり聞いてくれていたようです。(写真は、カレン・カーチスILO国際労働基準局次長、吉良よし子参院東京選挙区予定候補と)

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